恐怖体験!中から鍵を!
今日はカープ観戦の日!チケットありがとうございます義母様!
出かける準備を着々と進めている中でその事件は起こりました。
持っていくものをリュックに詰めてベビーカーを用意。育休に入ってはや4ヶ月。もはやお出かけなんて慣れたもんだよ。
ベビーカーは車に積んでいたので、玄関へ向かいます。
長女はーこが後ろからついてきます。
私「ちょっと待っててね。車からベビーカー取ってくるから」
長女「うん。いってらっしゃい」
外に出てベビーカーを車から降ろします。
そこから玄関方向へ振り返ると同時に、聞いたことのある音がしました。
カチャッ…
え?
いやいや、え?
玄関を開けます。いや開きません。
咄嗟にポケットを叩きます。何の感触もありません。
あたし、鍵、持ってない。
そう。これはネットで他のご家庭の失敗談としてよく見たやつです。家から締め出されるやつ。
うぉぉぉぉぉ!長女はーこ!偉い!自分で鍵をかけられるようになったんだねおとーさん嬉しい。違うそうじゃない。開けて!今すぐ開けてー!
長女「おとーさんがして!おとーさんがしてー!」
いかん。これはいかん。長女はーこ、私の焦りが伝わってしまったのかプチパニックです。
家の中の状況を思い出します。
家の中には長女はーこと、成長してソファに登れるようになった次女あーこが起きた状態で一緒にいる。まずい。状況は思った以上にピンチであります。
おそらく玄関の鍵を開けさせるのは無理だろう。勝手口はチェーンがかかってるからそもそも無理。どこの窓も空いてない。
やべぇ、詰んだ?
さてどうしたものか。
そういえば玄関とリビングの間のドアは開けたままだったはず。
以前、みんなで昼寝中に一人起きた長女はーこがリビングの窓を開けていたのを思い出します。
勝手にやっちゃダメだけど、おとーさんが見てるところだったらいいよと教えて練習したことがあったなぁ。
あったなぁ!それだ!
庭に回って、リビングの窓を叩いて、大声で長女はーこを呼んでみます。
カーテンの隙間から二人が見えました。次女あーこは満面の笑みで長女はーこを追いかけています。よかった。高いところへは登っていないな。
長女はーこの顔は、泣いてはいないものの眉間に皺がすごい状態です。
窓のロック周辺をコンコン叩いて、開けてくれと頼んでみます。
長女はーこ、リビングの窓のロックを解除。
よかったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
もうね、窓開けた瞬間に二人に抱き着いて平謝りしてました。
次女あーこはポカーンとしてましたけど。
少しの時間だからって慢心したらいけませんね。怪我でもしたら一生の後悔になってしまいます。
窓を開ける練習をしていて助かったー。よかったー。
あのカチャッっていう鍵がかかる音はもう忘れない。絶対忘れない。
ちょっと外に出るだけの時でも必ず鍵を持とうと誓うのでした。