ありのぉぉぉぉままのぉぉぉぉ
長女はーこはレミンちゃんというお人形さんが好きで、イベントや記念日には服だとか靴だとかを買って差し上げるのですが、今回は特に何のイベントもなく嫁が靴と傘のセットを買いまして、靴のバリエーションが増えて長女はーこはご満悦。
最初に買ったセットにアナ雪の衣装がありまして、今日は靴を並べて鼻歌まじりで遊んでおりました。
私「靴たくさんあっていいねぇ」
長女「うん!くちゅたくさんある!」
私「コレは?(写真左)」
長女「赤いくちゅ!」
私「コレは?(写真中央)」
長女「雨のくちゅ!」
私「じゃあコレは?(写真右)」
長女「ありのままのくちゅ!」
ありのぉぉぉぉままのぉぉぉぉ?
アナ雪=ありのままの
うむ!完璧な記憶方法でありますな!
面白かったのでそのまま動画撮影して仕事中の嫁に投げました。
その後お出かけしたら、写真撮ってくれるお店にあった衣装を指さして「ありのままのふくがある!」とも言ってたな。
言葉を切り取るセンスがいい方向に育っているようです。私好みだぞ長女はーこ。
急いで動物園へ!
午前中はまったり過ごし、昼からパンを食べに出かけて満足した後の出来事でした。
長女はーこ、MAX動物園に行きたい気分発動。
うそでしょ?もう13時過ぎてるで?2時間くらいしか見られないよ?
嫁と迷います。ここは何か別の遊び方を提唱すべきか、それとも…それとも?行く?行こう!
こういう時、年間パスにしておくととてもハードルが下がりますね。
今日はライオンから、レッサーパンダ、その後でペンギン・象と向かうことにしました。前回の逆周りバージョンです。
ライオンさんは流石に寒いのか、床が暖かい場所で座っていらっしゃいました。
動かず。でも背中の威圧感はすげぇ。
近くのオジサンが「わしもこんな髪型にしようかの」と言ったのがすごく気になりましたが。
そしてレッサーパンダちゃんです。
もう15年くらい前に一世風靡した立ち姿のレッサーパンダ風太くんのおじいちゃんが、この安佐動物公園にいたんでしたっけ。ロンロンさん?
ちょうど15時の飼育員さんの説明に間に合いました。平日もやってるそうなので、育休中にもう一度行きたい。何か質問してみたい。
ラクダやペンギンを経て、最後は象やキリンのゾーンへ向かいました。
象さん喧嘩してたのかじゃれてたのか、すごいぶつかり稽古してらっしゃったわ。
前回来た時より言葉が達者になった長女はーこは、「大きいね!」とか「ちょっとこわい」とか「かわいいねぇぇぇ!」とか感想を色々と話すようになりました。
大きくなっても今日のことを憶えているのでしょうか。
2時間でも意外と楽しめるもんですね。
年間パスは4回で元が取れるくらいなので、今度は春あたりに午前中からお弁当持って来たいと思いました。
初!外でランニングバイク
ランニングバイクで鍛えておけば、自転車にすぐに乗れるようになると友人達から聞いておりまして、用意だけは我が家も早めにやっておいたのです。
コレかなぁ?わからんけどコレっぽい。
長女はーこ、最初はこの不気味な物体を怖がっていたものの、近所のお兄ちゃんお姉ちゃんが自転車に乗っているのを見てから、家の中では乗るようになっていました。
外で乗らない?
そんな誘いを続けること数カ月。今日、ようやくその時がやって参りました。感激であります。
公園に出かけて、蹴って進む、コケる、泣く、あたりをひとしきり堪能したのでした。
まだスピードは全然出ませんけど、そのうちバランスも取れて乗れるようになるのでしょうか。
キリっとしておられる。
今は外がかなり寒いですが、もう少し暖かくなってきたらどんどん外で乗っていってほしいです。頑張れ長女はーこ。
テレビを譲ってくれた。
今日はちょっと興味のあった映画がテレビで放映される日。
そう、カイジでございます。
名台詞もけっこうあると聞いてて楽しみだったのですが問題が一つ。
そう、長女はーこがテレビを独占するのでございます。
ペネロペ、レゴフレンズ、ウサハナちゃんをはじめとして数多くのカワイイがテレビから流れ続けており、こんな大人の欲にまみれた作品は許されておらんのです。
仕方がないので作戦を練ってみます。
昼寝をせずに、21時には入眠してもらう作戦!
…家事の隙を突いて長女はーこ、昼寝開始!失敗!
早くからおねだりしてみる。
私「ねぇねぇ、今日の夜お父さん見たいテ…」
長女はーこ「ダメー☆」
失敗…。
そして、結局何も出来ずに時間になってしまいました。
あぁ、そうよな。これはもう1台テレビを買おう。そんな事まで思いましたが最後は正面突破です。
長女はーこにお願いしてみたところ、快諾されました。なんで?なんでなの?
結局、下心のある汚い作戦は見破られるといったところでしょうか。
何にしても譲ってくれるなんてレアな状況であります。ありがとうを伝えまくっておきました。
そのまま約2時間、娘達は私に付き合って一緒にカイジを見てくれたのでした。
楽しそうでもあったな。大丈夫かなこの子達。カイジぞ?
育児、家事、金稼ぎ、要は役割分担なのである。
ニュースでは、某大臣が育休(育児休暇のほう)を取得するのが話題になっていた。
「うちの会社には育休の制度はない」だとか、「忙しいはずの大臣が育休を取得して何をするのか!」だとか、街角インタビューではツッコミどころ満載のコメントがわんさか取れていた。
勇気あることに回答するオジサマ方は皆顔出しである。勇気あるよね?本当に怖い。あぁ怖い。「私は育児にそんなに関わってきませんでしたー!」って顔出して宣言してるようなもんだもんね。すごいよ。
しかしである。男性全員の育休取得を義務付ければ良いかと言われれば、それは違うのではないかな、とも思う。
私は、運良く11ヶ月の育休取得予定である。
取得したことを「すごいね!お父さんが育休取るなんて偉いね!」と褒めていただくこともあるが、それもちょっとズレているとも思う。
私はただ子供と長く一緒にいたかっただけだし、私が休んだほうが一家で考えた可処分所得が長い目で見て増えるだろうという、単なる私利私欲のために育休を取得したのである。
職場に理解があろうがなかろうが、私が休んだことで仕事に穴が空こうが、はたまたポストが無くなろうが、そんなのは人事担当が考えることで私の知ったことではない。
さぁ、ご覧いただきたい。
ご飯を食べて子供達が私の傍に寄ってきて眠る瞬間の図。
最☆高!
この時間が欲しかった。そんな私利私欲で取ったのが我が家のケースの男性育休なのだ。
育休を取得しなければ、休日は外で子供達と全力で遊ぶことを優先し、こんなまろやかな午後は訪れることはなかったのではないかとさえ思う。
最近になってようやく私が感じられたことは、「仕事=男、家事育児=女」という決めつけがどうも腑に落ちてなくて、育児、家事、金稼ぎ、その他諸々のタスクが家庭にはあって、そのどのタスクにも優劣はないのではないだろうかということである。
特に日本においては、労働による金稼ぎが何よりも偉いとされるよう教育されている気もする。
その結果が、制度上とても優遇されている日本の育休制度を、国民の殆どが理解していないという現状なのではなかろうか。そうなのか?しらんけど。
要するに、家庭によって形なんて全部違うのだ。
「我が家庭においては、誰がどのタスクを担うのか?」
たったそれだけの作戦会議が足りてない家庭が多いのだろうな。そんな事を考えさせられるニュースでした。偉そうに言って我が家も足りてはないだろうけど。
また、「日本の育児環境の空気を変えるため!」という壮大な目的のために育休を取得できる大臣はかっこいいとは思った。与える影響が大きいのは羨ましくもありますね。