母性とは?
育児休業期間に入る少し前、職場の、次女あーこと同じくらいの月齢の子を持つ同僚と話している時のことです。
同僚「すごいね。育休取得。うちでの男性取得って初?」
私「確か初じゃね。でも、マジで私利私欲のためが強いけん全然すごくない理由よ?」
同僚「いやすごいよ。わし、うんち替えるのも無理じゃもん。」
私「ほ、ほー!?」
同僚「ねー夜も起きれないしね。やっぱり実際に産んだ母親と父親ってのは違うよね。母性ってすごいよね?お前まじで家事とかやってけるの?」
私「お、おぅ!」
うん。同僚さんよ。お前さんがやらないから仕方なく嫁さんがやらなきゃならなくなってるだけで、それが出来るのは母性でもなんでもないと思うぞ。
いつか「なんだか急に嫁が冷たくなった」だの、「最近嫁と娘が相手にしてくれない」だのと言いそうだな同僚。急にじゃねぇぞ?金しか稼げない男なんて、その金の桁が違わないと今の世の中やばいと思うぞ?
と思ったものの、うーん、他人様の家だからなぁ。まぁいいか。
オムツは長女の時から替えていたし、夜は仕事行ってた時は起きなかったけど、嫁が仕事に行くようになってからは私が夜泣き対応で起きて、嫁は全く気付いてもいません。
出来てるのか?と訊かれたら、「おぅ。充分かどうかは解らんがやれてるぞ」としか言えん。
というような事があったのを、夜中に一人で便秘に苦しむ次女あーこのケツに浣腸を挿しながら思い出したのでした。
母性(女子力も然り)って言葉は、現代においては本当に男にとって都合の良い言葉だよなぁ。そんなもんは、実際にはたぶん存在しない。
必要だからやれるようになるだけですよね。仕事と一緒。