すえをブログ

育休を11ヶ月取得して「ほぼワンオペ育児」を経験したおっさんの、育児を中心とした日記です。現在は私も嫁も復職しました。毎日更新したいのですが、育児の隙に数日分まとめて更新することもあります。もしも育児に余裕が生まれたら、育児以外のことも書いてみたいと思っています。書けたらいいなぁ。

育休を取得した理由

育児休業を取得した理由はとてもシンプルです。

可愛い娘達ともっと一緒にいたいと思ったこと。これに尽きます。

 

当時、職場の上司の娘さんが丁度中学校卒業時期でした。高校は寮のある遠くの高校を選択なさったそうで、上司はこう仰いました。

 

「受験時期は忙しいからね、特に何も考えられてなかったんだよ。だけど、寮へ送って、今日はもう家に一緒に帰らないんだな、と思った瞬間にいきなり実感が湧いてね、帰り道はちょっと込み上げてくるものがあったよね。」

※ 1年以上前の記憶のため、セリフが美しく修正されている可能性があります。

 

そうか。娘の選択肢次第では15歳でもう毎日会えなくなるのか。長女はーこが2歳だから、13年後にはそうなる可能性がある。たった13年?すぐだぞ?

仕事は忙しいし、残業して帰って、子供たちがもし保育所に入れたとしたら帰った時にはもう眠ってしまってる生活。

あまり触れ合えずに幼少期が終わり、友達と遊ぶ小学校期、その後の思春期になんてなったらお父さんとなんて話もしてくれないかもしれない。

もしかして、触れ合える時間ってすごく少なくない?嫌だわー。

 

きっかけはそこでした。触れ合う時間をもっと長く作ることができないか?

その選択肢の一つが「育児休業取得」でした。

 

その後、調べていくうちに後付けの理由が出てきます。

 

  • パパママ育休プラスという特例制度で、子供が1歳2ヶ月まで手当の出る育休を取得可能。保育所入れなかったら2歳まで延長可能。その間は保育料は発生しないね。
  • 嫁の育休手当は次女あーこが1歳までしか出ない。たぶん保育所入れない。次女あーこ1歳以降に私が育休に入って育休手当をもらい、嫁が仕事復帰するなら金銭的にも余裕が!
  • 男性育休の取得率は未だ1ケタ台の世の中。私の職場では0%だと?取得率上げよう!
  • 近い将来、男性育休取得が当たり前になるかも。現場系じゃなくて総務人事系で出世したいし、育休取ったことないオッサンが部下に「育休取得しなさいよ~」って強気で言える?言えないっしょ。
  • 料理上手くなりたい。
  • 娘に好かれたい。

 

最終的には、「今の日本って、子育てに対して厳しくない?ボトムアップで変えていく動きを作れるかな?」っていうような壮大な事も考えてみたり。具体案は何も浮かばないけど。

 

考えれば考えるほどメリットしかなかったんですよね。

 

特に大きい金銭面においては、「嫁もフルタイム職場であり、夫婦の稼ぎがそんなに変わらない」という環境が大きかったです。

 

おそらく家庭環境それぞれのベストの解は違うんでしょうね。

うちの場合は、私の欲望を満たしつつ金銭的にも一番といえる方法が「夫が育休を取得すること」でした。

 

育休取得に興味がある夫の方々、「もし子供が私の元を離れる日が来たら」を想像してみることをオススメします。そして夫婦でよく話し合うこと。家事育児について夫婦がモメる原因って、大体がコミュニケーション不足だと思うんですよね(自戒)。

 

育休取得は、人生のプラスになる場合が多いと思いますよ。