すえをブログ

育休を11ヶ月取得して「ほぼワンオペ育児」を経験したおっさんの、育児を中心とした日記です。現在は私も嫁も復職しました。毎日更新したいのですが、育児の隙に数日分まとめて更新することもあります。もしも育児に余裕が生まれたら、育児以外のことも書いてみたいと思っています。書けたらいいなぁ。

水回りのリフォーム

一年前にお風呂、ここ最近でトイレと洗面化粧台をリフォームし、その時の知識を嫁が披露すべく今日は義母のリフォーム打合せに付き合ってきました。

私?もちろん二人の子供を見る係です。私が義母にアドバイスなんて、なんというか角が立ちそうな気がしてしまって気が引ける。子供を見る係万歳。

 

ショールームって本当に面白いですよね。全メーカー製品を実際に使って比較できればいいんですが、そんなに家を何個も持てるような金持ちではない。妄想力を絡めてなんとなく疑似的にそれが叶えられる気がする。ショールーム素敵。

 

どのメーカーのどのクラスを選ぶか、どこによりお金をかけたいかなんて好みだし、誰かの参考になるのかはわかりませんが、思ったことをまとめておきます。2018~2019年製品ベースです。

 

通ったショールームは、PanasonicTOTOLIXILです。

 

 

 

お風呂

まず、私達がリフォームする時、中古住宅の入居前だった事もあって、売主さんがキッチンをPanasonic製品でリフォームしてくれていたので、お風呂もそのままPanasonic製品でリフォームを決めてしました。

1年間使ってみた感想としては、全体的に掃除がしやすいんですが床ね、床がちょっと掃除を怠るとヌルヌルする気がします。なんとなくですけど。

ただ、凹凸のないデザインだったり、床と壁の切れ目が考えられていたり、掃除だけは抜群にしやすいのではないかと!そこだけは!

 

ショールームを巡って良いなと思ったのがTOTO

一部機能はオプションでお高くはなるんでしょうけど、次の2点。

床。乾きやすく汚れが落ちやすく、やわらかくてあったかい(らしい)。これが本当に子育て世代には嬉しい機能だと思いました。

そう、FRPなのか何なのか、うちのは硬くて冬冷たいんじゃー!

そしてTOTO製品でよく聞く「きれい除菌水」で床や浴槽を自動で綺麗にする機能。掃除しやすいではなく、自動化することで人力の回数を減らす。なんという発想。

他には、SNSで色々リフォームの感想を見ていた時から気になってたんですが、TOTOさん、スマホ操作で湯船にお湯を貯められるらしいです。これも子育て世代にはたまらん機能です。これは他のメーカーでも実現されているんだったかな。外で遊ぶことが増えてきたら絶対重宝する。

  

LIXILはいまいちセールスポイントがわからなかったです。

 

あとは共通として、浴槽内ステップ(ベンチ)をありにするか無しにするか。

私は「足を伸ばしたいし無しがいい!」と言い、嫁は「いーや!絶対ありだね!半身浴に節水効果、メリットは切りがないし足伸ばせるって!」と言いました。

結果私は足を伸ばしたいしか言えず、数の利で負けたわけですが、今になって「ありにしてよかったぜ。子供が喜ぶし、子供が遊んで長湯する時は半身浴で待てる。しかも、足、伸ばせる。浮かしてるんだね足って。あの時はごめん。」と謝る始末。

ここも好みが分かれる点とは思いますが、参考になれば幸いです。

 

 

洗面化粧台

これは正直どこのメーカーも私には違いが判りませんでした。

「化粧をする」ということで、化粧せざる者は意見を言わないほうがいい。

その代わりと言ってはなんですが、頑張って稼ぎましょう。

「好きなものを選びなさい。我慢したら次のリフォームまでの15~20年後悔しっぱなしですよ。」と胸を張って嫁に伝えました。今育休中で稼いでないけどね。下手に口を出して後でずっと文句言われるよりはお金で解決できるならしたほうがいい。

 

結果、嫁の中ではPanasonicの「ミラくるミラー」の機能が最高だったらしく、決定。

私の使用感としては、うん。鏡が近くにくるので、髭が剃り易いです。

 

工務店の営業の方が教えてくれたのは、洗面化粧台だけじゃないかもしれませんが裏メニュー的なもの。

選択できるオプションを少なくした廉価版量産タイプってのがあるらしく、ショールームで「こういうシリーズを工務店で紹介してもらったんですが…」と伝えると、裏からカタログが出てくるものがあるらしいです。大まかな機能はショールームに出ているものと一緒。

LIXILでいえば、「L.C.」が表メニューで「MV」が裏メニューだったかしら。見た目はたぶん一緒でした。

 

 

トイレ

これはもう、正直「3メーカーで共同開発してくれればいいのに。」という答えになりそうでした。

ショールームでは絶対トイレに行って、一度おしりを出してしっかり便座を使って体感すべきです。座り心地は本当に大切。

売りどころが全部違って全部いい。いや、悩むから全部のいいところ取ったメーカーが出てきてほしいという結論になったんですけどね。

 

まず掃除のしやすさと価格は完全にPanasonic

アラウーノL150、SⅡはもう外観に引っ掛かりがほぼ無くて、拭くだけで掃除完了!てな感じ。ブラシでこすると逆に傷がつくからやらないほうが良いんじゃないかと思うくらい。

アラウーノVは便座部分が簡単に取れます。

そして、ウォシュレット部分がステンレス(アラウーノSⅡは樹脂)。他メーカーはほぼ樹脂。ここは嫁からしたら重要なポイントだったようです。

この議論で私がそこ掃除したことないのがバレたわけですがね。

あと、泡が出る機能があるんですが、賛否が分かれるんだとか。便の色で健康を判断する派の人からすると不要らしい。

 

そしてLIXIL。私は便座との相性が合わず却下しましたが、こちらもウォシュレット部分が素晴らしく、簡単に取り外し洗いが出来る!

大切なのでもう一度言う。

LIXILは、ウォシュレット部分が、取り外せる!

500円くらいで部品が売ってあるので、掃除どころか取り替えたっていいらしい。

あとは陶器に対する愛がね、「いつまでも新品の輝きを。アクアセラミック。」の説明に熱がありました。

だけどねー、アラウーノVと同じ価格帯だとプレアスシリーズになり、便座が電動で上がって隙間を掃除できるようになってるんですけど、その設計のせいで余計な隙間ができてフォルムが美しくないのが残念。ひとつなぎがいいんだけどなー。

ひとつなぎになる美しいデザインのは上位のサティスGシリーズだけどもう金額がドーンと上がります。うーん。高い。でも黒い便器は素敵だったなぁ。

お値段的にアラウーノL150と同じ価格帯のサティスSは、結構いい線いってたんですが座ってみたら私の尻と相性が悪かった。なんか小さいし座り辛い。

 

最後にTOTOトイレといえばTOTOのイメージでしたが、比較すると逆に突出したイメージがなかったです。ものすごく平均点が高い優等生タイプ?

ただし、陶器に対する絶対的な自信を説明の方から感じ取れました。菌すら入り込めないナノレベルの便器表面。セフィオンテクト。

比較的安価なタイプがGGというシリーズですが、LIXILのプレアスと同じようにちょっと便座が浮いて隙間を掃除できるギミックがまーなんていうか安っぽい作り。美しくない。

そして美しいデザインのはやっぱり上位のネオレストシリーズなんですがこれまた金額がドーンと上がります。というか、ネオレストはもはやトイレというよりインテリアに近い気がした。宇宙船みたい。美しく大をひり出せると思う。

 

あとは使ってみて、陶器のLIXILTOTOが、有機ガラス系新素材のPanasonicよりいいのかどうかっていうのが気になるところでした。

 

 

最後のアドバイス

ショールームでは他メーカーの悪いところは言わず、「うちの製品のココがスゴい!」しか教えてくれないので、別途全メーカーを揃えている工務店さんか家電量販店で店員さんに比較感想を教えてもらうと良いと思います。

うちは家電量販店の店員さんに「トイレはやっぱり陶器が良いのか?」を問い、「研磨剤入りでこすったらアウトなのは、陶器も有機ガラス系も一緒らしいですぜ」と回答いただきましたので、結局トイレもPanasonicにしました。

 

あと、Panasonicは安いですが選択できる棚や壁の色が少なく、TOTOがものすごい数の中から選べて逆に迷い、LIXILがその中間という感じでした。TOTOLIXILは値段が高くなると木目がツヤありになるイメージです。

そこがちょっとうちの夫婦と感覚が合わなかったんですよね。ツヤのある木目はなんだか人工っぽすぎて安く見えると。機能には全然関係ないですしむしろ掃除はしやすいんで高いんでしょうけども、メーカー全体の趣味が自分達の趣味と合わない気がしたという決定的な点がそこ以外にも数点。棚の付き方とか取っ手とか。

トイレにお金をかけて超かっこよく出来るなら、LIXILサティスGやTOTOネオレストにしてもいいのかもしれません。ただ私のおしりと相性はよくなかったですけど。

 

そしてリフォームと子育ての共通点として気付いた事がひとつ。

行き当たりばったりで声をあげてはダメ。許せないポイント、お金をかけるポイントを先に明確にしておくことが大事。