家計簿アプリを使ってお金の話をしよう
支出と収入をきっちり管理して節約するところまではいかないまでも、なんとなく無駄を探すくらいはやってみたいと思い、今年5月頃から家計簿をつけることにしました。
うちでは家計簿アプリを使っています。
あれは5月のこと。
嫁の下調べにより、「Zaim」と「マネーフォワードME」というのがよく使われていることがわかりました。
いずれも金融機関、カード、証券会社とデータ連携が可能で、レシート読取機能も付いているので、カード支払いは勝手に家計簿に付けられて、財布からの現金支出をその場でスマホ入力すればいいとのことでした。
じゃあどっちがいいのかを比較してみました。
事前準備
ネット銀行ならそのまま連携できますが、窓口対応の普通の銀行の場合はネットバンク化しないと連携できません。申し込みから3週間程度が必要ですので、連携したい口座をネットバンク化しておきましょう。
Zaim
シンプルでわかりやすく、現金主義で収支が見えやすい印象です。
レシート読取機能が強く、無料版でも銀行等外部データ連携に制限はありません。
資産管理ができそうでしたが、使い方がいまいちわかりませんでした。
マネーフォワードME
財布や口座からの資金の動きに加え、ローン残高、証券会社の株・FX、各種ポイントも分かりやすく管理できる印象でした。こういう類のアプリの中では、このアプリは連携できる金融機関や証券会社がトップクラスらしいです。
ただし、無料版だと外部データ連携は10件まで。私と嫁の銀行口座、クレジットカード、そこにAmazon、楽天、エディオンのポイントと通販記録…で10件なんて余裕で越えてしまうので、使うなら有料版になってしまいます。
複式簿記の知識があるともっと使えるのかもしれないけど、そこは今のところよくわかりませんでした。
どっちにする?
単に現金の動きだけ追うならZaim(無料版)、長期的に見て資産も管理したかったらマネーフォワードME(有料版)っていう印象でした。
お金関係は全て一括で管理したいと思い、我が家ではマネーフォワードMEに課金決定したのでした。
貯まったポイントを一つのアプリで見られるというのが地味にメリット。期限の近いポイントの使い忘れが減ります。
家計簿アプリを使ってみた感想
日々の運用においては、財布から現金で支出したものをその場でスマホ入力することをお勧めします。だって忘れちゃう。特に自販機で買った飲み物。
後で財布の中とシステムの数字が合わなくなって困ることになります。
また、クレジットカード支払いを連携した場合はその内容がわかりづらい(使った店舗名しかシステムに取り込まれないことが多い)ので、レシートは全て取っておいて、支出科目を分類するのに使うと良いと思います。
あとはこの蓄積されたデータから無駄遣いはあぶり出せるので、果たしてそれが本当に「無駄」なのか、「いーや!これは心のリフレッシュに必要なのー!」と言ってしまうか、夫婦で話し合うきっかけになると思います。
お金は大切ですし貯蓄も大切なんですが、目的のない貯蓄は意味がないと思いますので、ある程度は消費することも考えつつ、投資のための金融商品や保険とのバランスを考えていきたいです。
また、子供の目の前にチャンスがぶら下がっている時、やりたい事が明確にある時、現金がいくらあればそのチャンスを掴ませてあげられるのか?そういうことも勉強していかねばなりません。
うちの中ではこれらについて全然答えが出てないんですが、家計簿アプリを使うことでそういう話し合いを始めるきっかけになりました。
さて、衝動買いした靴はどうやって言い訳しようかな。カード使っちゃったもんな。